紫式部ゆかりの地を巡る

「源氏物語」で有名な紫式部ですが、
京都・滋賀にはその作中で登場する場所や、
執筆を行ったとされる場所など、
紫式部にゆかりのある場所が数多く存在しています。
滋賀と京都をつなぐ”山科”に位置するホテルだからこそ
訪れられるゆかりのスポットを巡り、
いつもとは少し違った京都観光を
楽しんでみてはいかがでしょうか。

紫式部とは

紫式部 について

紫式部は平安時代中期に世界最古の長編小説とされる「源氏物語」を書いた女流小説家です。紫式部は男性よりも漢文を読みこなし、弦楽器の一種である「筝」(そう)の名人でもありました。平安時代の和歌名人36人にも名を連ねている、平安時代きっての才女と言われています。

代名詞ともいえる「源氏物語」は、宮中を舞台に繰り広げられる光源氏の恋愛模様が描かれており、そのリアリティさと紫式部の優れた教養による作品中の描写が、多くの人の心を掴み称賛されています。1000年余り経った現在でも、源氏物語は20を超える言語に翻訳され、世界各国で時代を超えて読み継がれています。

紫式部とは

エリアごとに巡る

散策モデルコース

散策モデルコース

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  • 山科・宇治エリア

    京都山科ホテル山楽

    電車+徒歩 35分

    勧修寺

    電車+徒歩 45分

    平等院

    徒歩 4分

    夢浮橋之古蹟 / 宇治橋

    徒歩 7分

    お茶と宇治のまち交流館

    2024年3月11日(月)~2025年1月13日(月)
    大河ドラマ展 開催!

  • 滋賀エリア

    京都山科ホテル山楽

    電車で約20分

    大津市歴史博物館

    電車で約30分

    瀬田の唐橋

    瀬田川ぐるりさんぽ道を歩いて12分

    紫式部の泉

    徒歩 10分

    石山寺

    2024年1月29日(月)~2025年1月31日(金)
    大河ドラマ館 開館!

  • 京都市内エリア

    京都山科ホテル山楽

    電車+徒歩 50分

    雲林院

    徒歩 6分

    紫式部墓所

    小川通りを歩いて30分

    京都御所

    徒歩 5分

山科・宇治エリア

紫式部ゆかりの地 山科・宇治エリア

勧修寺かじゅうじ

勧修寺 勧修寺

源氏物語のモデルにもなった、醍醐天皇が創設した門跡寺院。醍醐天皇の祖父母にあたる藤原高藤と列子は、紫式部の祖先にあたります。
二人のロマンスは今昔物語にも描かれており、源氏物語でも明石の君と光源氏のロマンスの元になったと言われています。

勧修寺

門をくぐると氷室の池を中心とした池泉回遊式庭園が広がります。周囲の山を借景にした広大な庭園は、睡蓮やカキツバタが花を咲かせる夏になると、大勢の人が訪れる人気のスポットです。

勧修寺かじゅうじ

住  所京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6

電話番号075-571-0048

拝観時間9:00~16:30(受付終了16:00)

紫式部ゆかりの地 山科・宇治エリア

源氏物語ミュージアム

源氏物語ミュージアム 源氏物語
ミュージアム

源氏物語五十四帖の中で、最後の十帖の舞台となった宇治に位置する、源氏物語と平安時代の文化を楽しめる、世界で唯一のミュージアム。
模型や映像によりその世界を分かりやすく紹介するほか、テーマごとに分かれた展示ゾーンは、当時の面影、文化を伝えるとともに、源氏物語の魅力を様々な映像で紹介しています。

源氏物語ミュージアム

3000冊以上もの蔵書をとりそろえ、見るだけではなく、実際に文章を読んで楽しむこともできます。また定期的に講座が開かれ、源氏物語・平安時代をより深く学んでもらうための取組もされています。

源氏物語ミュージアム

住  所宇治市宇治東内45-26-6

電話番号0774-39-9300

拝観時間9:00~17:00(入館16:30)

滋賀エリア

紫式部ゆかりの地 滋賀エリア

石山寺いしやまでら

石山寺 石山寺

『源氏物語』の構想が生まれたと伝わる石山寺は 平安時代、京都の清水寺、奈良の長谷寺と並んで『三観音』のひとつといわれました。都に住む貴族たちにとっては、都からほどよい距離がある上に琵琶湖の風景も楽しめリラックスできる場所でした。紫式部も7日間に渡って、石山寺に参籠したと伝わります。

石山寺

別名「花の寺」と称され、季節毎に沢山の花が咲き、その美しさを楽しめるのが魅力です。春は滋賀県内でも指折りの人気を誇るお花見スポットとして知られ、秋には周辺に色づく紅葉と相まって美しい光景を作り上げます。特に夜のライトアップされた姿は日本夜景遺産にも登録されており、日本を代表する夜景として人気があります。

石山寺いしやまでら

住  所滋賀県大津市石山寺1丁目1-1

電話番号077-537-0013

拝観時間8:00~16:30(最終入館16:00)

京都市内エリア

紫式部ゆかりの地 京都市内エリア

廬山寺ろざんじ

廬山寺 廬山寺

紫式部は雲林院のある紫野で生まれ育ち、一説にはその名の由来にもなったといわれています。
かつての雲林院の敷地内に建てられた大徳寺の塔頭、真珠庵境内には「紫式部産湯の井」があります。『源氏物語』第十帖の「賢木」にも登場し、紫式部は晩年も雲林院で過ごしたといわれていることから、生涯を通じてこの雲林院に親しんでいたようです。寺の東の堀川通に面したところには墓所があります。

廬山寺ろざんじ

住  所京都市上京区寺町通広小路上ル北ノ辺町397

電話番号075-231-0355

拝観時間9:00~16:00

紫式部ゆかりの地 京都市内エリア

紫式部墓所

紫式部墓所 紫式部墓所

島津製作所という工場の敷地内にありますが、お墓のスペースは区切られており、整備された別空間になっています。墓所は開放されているので、誰でも訪れることが可能です。歌人、小野篁の墓所が隣接する珍しい墓所です。
石碑の裏にムラサキシキブという植物が植えられており、季節によって花や実をつけるので美しい景観を楽しめます。墓所内には、紫式部の墓石と石塔、顕彰碑(けんしょうひ)、また小屋が一つ建っていて、中では紫式部の肖像画や、顕彰碑の解説を見学できます。

紫式部墓所

住所京都府京都市北区紫野西御所田町

紫式部ゆかりの地 京都市内エリア

雲林院うんりんいん

雲林院 雲林院

平安時代に紫式部が過ごした邸宅のあった場所に建つ寺院で『源氏物語』を執筆した地といわれています。それにちなんで作庭された枯山水庭園“源氏庭”は6月から9月にかけて2000株の紫の桔梗の花を咲かせる桔梗の名所として知られています。
「源氏庭」などを通して一年中、源氏物語の世界に触れられる他、春や秋には「源氏物語絵巻」の展示も行っています。世界文学発祥の地として、外国人の方にも人気の高いスポットです。

雲林院うんりんいん

住  所京都市北区紫野雲林院町23

電話番号075-431-1561

拝観時間6:30~17:00

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