ホテル情報
金沢白鳥路ホテル
金沢白鳥路ホテルのフロントカウンターでは
季節に応じて、四季の移ろいを感じられる伝統工芸品などを飾って
お客様をお迎えしています。
先日は、お正月らしい鏡餅から可愛らしい加賀てまりにバトンタッチしました。
そこで本日は、加賀てまりの魅力をお伝えいたします。
加賀てまりが金沢で広まった背景には、
昔も今も変わらない、母子の愛情が詰まっています。
歴史の話はちょっと苦手・・・という方も
少しお付き合いくださると嬉しいです ^^
◎◎◎------【加賀てまり】---------◎◎◎
加賀てまりは連続したカラフルな幾何学模様が特徴で
その種類は多彩です。
中には鈴が入っていて、振るとコロコロ~っと
優しい音が響きます。
手まりが広まったきっかけは
3代将軍前田利常の妻・珠姫にあるそうです。
珠姫は徳川家康の孫であり、加賀藩と幕府の関係を取り持つため、
わずか3歳で加賀にお嫁入りしました。
その幼い珠姫が花嫁道具に持参したのが、手まりでした。
その後、加賀藩の安泰に尽くした珠姫は人々に慕われ、
珠姫の愛した手まりはやがて城下町へと広まったそうです。
◎◎◎-----------------------◎◎◎
可愛らしい模様の中に込められた母と子の深い愛情が
手まりの魅力を惹きたてているのかもしれませんね。
色合いも模様もたくさん種類がありますので
直接手にとって、ぜひお気に入りの一つを見つけてみてください♪
【参考ページ】
NHK『鑑賞マニュアル 美の壺』file160「金沢(前編)」より
http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file160.html
全国的にも珍しい手まり専門店
「加賀てまり 毬屋」
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