那須に伝わる九尾の狐とは、もともと中国やインドで悪事を働いた妖狐です。
日本にやってきてからは「玉藻の前（たまものまえ）」という美しい女性に化け、鳥羽上皇に愛される妃となりますが、上皇が次第に病に伏せるようになります。
その原因が玉藻の前にあると見抜いた陰陽師・安倍泰成（安倍晴明とも）は、彼女を退治しました。しかし、殺された九尾の狐は巨大な毒石となり、近づく人間や動物の命を奪い、人々を苦しめます。
その後、源翁和尚が経を唱えると毒石は3つに割れて飛び散り、その一つが現在も那須にある殺生石になったという言い伝えがあります。

こんな伝説に因んだ九尾太鼓の演奏ですが、迫力ある太鼓と笛の音色を聞いていると、観ている私たちも幻想的な伝説の世界に迷い込んだような気分になりますよ！

そして、今回のイベントでは勇壮な太鼓の演奏に加え、那須地方に伝わる民話や伝説を語り部さんに栃木弁でお話して頂きます。普段はなかなか聞くことがないお話を聞くことで、さらに那須について興味を持って頂く機会になればうれしい限りです。

また、ラウンジでは九尾の狐をイメージしたオリジナルカクテル等もご用意しております！この期間中限定のメニューですので、ぜひおいしいカクテルを召し上がりながら、イベントをお楽しみ下さい。

西館にご宿泊のお客様は、お部屋からもご鑑賞頂けます。見やすい場所などにつきましては、スタッフにお気軽にお問い合わせ下さい。

ご宿泊の皆様に那須が誇る郷土芸能、白面金毛九尾狐太鼓と語り部をお楽しみ頂けると幸いです。

※御神火祭の様子の写真は「有限会社ノパス」様よりご提供頂きました。

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＜日程＞　 9月16日（金）、30日（金）、10月7日（金）

＜時間＞　 20：30～

＜場所＞　 那須温泉 山楽　日本庭園

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