みなさま、こんにちは。
鬼怒川温泉山楽でございます。

昨年2015年は日光東照宮400年を迎えたのは御存知でしょうか？
それを記念し、2015年4月22日～2016年11月30日まで、
日光山輪王寺では、徳川家康公の御位牌が初めて一般公開されています。

なぜ日光山輪王寺　大猷院にご位牌が建てられたの？

元和2年(1616)4月17日、静岡の駿府城で亡くなった
徳川家康公は、半月程前に遺言を残したといわれています。
その内容は、
「死後、遺体を久能山（静岡）に納め、葬儀は増上寺（東京）で行い、
位牌を大樹寺（愛知）に立て、一周忌を過ぎたら日光山に小さな堂を立てて
勧請せよ。我、関八州の鎮守とならん。」だったといわれています。

遺言に沿って、仏式の神道説により家康公の御霊を「東照社（東照宮の前身）」に
東照大権現として祀り、増上寺から「安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」という戒名を授かったとのこと。
孫である三代将軍「家光」公は、祖父「家康」公をこよなく崇敬していたので、
20年後祖父の思いをかなえるべく、東照社の社殿を大きく建て替えたそうです。
それが現在の【東照宮】です。

後に家光公は、自身が臨終する際に、敬愛する天海大僧正と神君「家康」公に遺言され、
東照宮にほど近い大黒山に「大猷院（たいゆういん）」を造営しました。
祖父である「家康公」（東照宮）を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっています。
本殿には家光公の御霊とともに歴代将軍の御位牌が安置されたました。

大猷院は境内に世界遺産に登録された22件の国宝、重要文化財が建っております。
315基の灯篭も印象的です。

今まで非公開とされてきた秘蔵の「家康公の御位牌」を特別初公開しています。
ここでは、家光公の、祖父「神君家康」公への尊崇の心と、伏せて家康公の御遺徳を偲んでいただく縁として
頂ければ幸いです。と日光東照宮は言っております。

家康公御位牌初公開

会期 2015年4月22日（水）～2016年11月30日（水）
開催時間 4月～10月：8：00～17：00
11月～3月：8：00～16：00
※拝観受付は、いずれも閉門30前で終了となります。
会場 日光山輪王寺　大猷院
料金 大猷院拝観券　大人　　　550円
小中学生　250円
※輪王寺券でも拝観頂けます。（三仏堂とのセット券）
輪王寺券　　　大人　　　900円
小中学生　400円
アクセス JR日光駅・東武日光駅より東武バス世界遺産めぐりバス乗車約10分「大猷院・二荒山神社前」下車、すぐ
当館より車で約35分
電話番号 0288-53-1567 （日光山輪王寺大猷院）
※「大猷院拝観券」・「輪王寺券」ともに35名以上は1割引となります。
詳細はコチラ　http://rinnoji.or.jp/archives/628/→終了致しました。

またとない機会です！この機会にぜひ足を運んでみてください。-